民主主義を形骸化する 内なる敵とは?~ 選択肢は存在しない!
あなたは、民主主義を形骸化する勢力、と言って、どんな組織を 思い浮かべるだろうか?
大方の国民は、フリーメーソンとか、闇の勢力を 思い出すだろう。
しかし、真実の敵は、内にある!
それが
悪法も法なり
法律絶対主義
という思想の持ち主なのだ!
これは、あなたの気づかない間に ごく普通に存在し、
周囲をとりまくが如く、ゴチャマンと存在しているのだ。
目立たないが、彼らは まことしやかに
感情を無にして、法律、理性で判断せよ !
と説く。
しかも、それが 本人が正しいと思い込み、周りに圧力をかける。
それだけに、厄介な存在なのだ。
世の中では、こういった人々が、真面目で賢い人だと 評価されるから、
独裁政治にならない限り、言論の自由を標榜する限り、
なくなることはない。
改めて、あなたにお聞きしよう。
あなたは、契約書の文面、約款、目論見書など、
署名、捺印するもの、同意するものに関して、飛ばすことなく
一字一句 見落とさないよう、熟読し、理解しているだろうか?
スマホの iTunes 規約だったり、google のポリシーを
全文、一字一句、熟読吟味しているか?
自信を持って、
はい、YES !
と答えられないはずだ。
たぶん、あなたが 法律にうるさい、法律関係の仕事であれば
他人には、
一字一句、細かい表現を見落とすことなく読むべきだ
と言い張るに違いないが。
しかし、こと、 パソコンを使う、ソフトを使う、スマホ、タブレットを使う、
アプリをダウンロードする、使う・・・・
今や、生活必需品であり、これら無しでは、あらゆる仕事が 成り立たないだろうから、
これらの行動を、したことがない、ということは、絶対ありえない。
なぜなら・・・・
パソコン、スマホ、タブレット、さらには、ゲーム機なども 購入したら、
Microsoft Windows や Apple OS の約款に同意しない限り 使えないからだ。
日本に限らず、全世界の 利用者は、
こんなことは、手に入れて、初めて使うとき以外、ほとんど忘れている。
そもそも、無意識に、そうするものだ、と思い込んでいる。
「同意しない」「No」を選択したら、
お金出して買ったのに、使えない
という事態に陥ってしまうのだ。
だから、ほぼ全員が、規約とか 約款の あの 細かい字の長文を見た瞬間、面倒くさくなり
さっと飛ばして、
気軽に ポチッ!
と 「同意する」「Yes」「はい」を
クリックしたり、タップしたりする。
「同意する」「Yes」を選択している あなたが、
いや、世界中の人々が、
もはや 無意識に こんな行動をしている。
当然、ほぼ頭から 抜け落ちている概念がある。
それこそ
思考停止状態
といわれるものだ。
何が、頭から抜け落ちる概念か?
それは
選択肢
だ!
選択肢というのは、本来、2者択一とか、5者択一というのが、正しいあり方だ。
別に、2つでも 5つでも、いくつあるか?
は、複数あれば、かまわないが、
あなたが 生きる、活かす選択が 1つしかない場合は、
そもそも「選択肢がある」とは 言えないはずだ。
仕事や 生活で 必要となれば、同意もヘッタクレもない。
そもそも、同意しなければ、使うことも ままならない。
これは、まさに 独裁者以外の 何者でもない。
あなたがもし、独裁政治の組織、国家の中で、生きようとすれば、
独裁者の意向に 沿う、沿わない、
なんて 選択肢はない!
「沿う」しか、ない!
意向に沿わなければ 粛清、処刑だ。
人命に関しては、あまりにも 当たり前だが、よく考えてみてもらいたい。
あらゆる 製品を買う、サービスを利用する場合、
選択肢というものは 存在しないのだ!
(たとえ、タダだったとしても)
スマホで ポチッと タップ
パソコンで クリック1つ
これらが立派に 「法律行為である」
という認識は、頭から 完璧に 欠落しているのだ。
「悪法も法なり」と言い張る人々や 法律絶対主義者は、
買った以上、利用する以上、 同意したことを意味する
文句いうなら、買うな! 利用するな!
と言い張る。
ビジネスでよくある google アカウントの停止、剥奪に関しても、
彼らは
利用した = 同意した
google のペナルティ = 神様の裁定 = 文句言うヤツは非国民
という思考に陥っている。
こういう人間が、意地汚い本性を現すのを あなたは たびたび 目にしているだろう。
他人が、ペナルティーを食らったときは、
法律、規約違反だから、文句いうな!
と、説き伏せる。
それにとどまらず、攻撃すらする。
Yahoo 知恵袋や 教えて goo などでも、
そんな回答が ベストアンサーになっていたりする。
で 自分がいざ、ペナルティーを食らったときは、
ふだん、他人を責めていながら、文句をいう、
自分に甘く、他人にはとことん、厳しい。
そして
相手が 自分より強力強大でなければ、
相手が 個人や弱者であれば、法律を無視する。
もはや、google とか Microsoft は、世界支配を完了した、いわば 絶対神である。
Microsoft や Google を利用しない、という選択肢は
それこそ、「必要最低限の生活」の維持すら、危くなる。
現実は、神ではなく、1つの会社なのだから、
おかしい、
それは違うだろう?
と 反論できるべきだ。
これが、民主主義国を世界に標榜している国の会社なのだから、恐ろしい。
私は、そんな姿を イヤというほど 見せつけられてきた。
長々と述べたが
民主主義を形骸化する人々は、他ならぬ 自分たち民衆の中にいる
あなたが 法律は絶対 守らなければならない
と思い込んでいる、無意識であることが 実は 独裁者の跋扈を許していることに
気づくべきだ。
法律を無視しろ、と言っているのではない !
思考停止状態で 無意識に
絶対だ、
と思うのではなく
おかしいところは、より良くなるよう 修正、改正しろ !
という意味であること、ご理解いただきたい。
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