殺人すらも完全犯罪 ~ 2人の お金持ち反面教師
金こそ すべてだ
しかも、ストックでなく、フローだ!
私には、2人の S氏という、金持ち反面教師がいる。
片方は、齊藤という、元先輩だ。
偉そうに能書きをたれ、威張って、怒鳴りちらす。
さらには、ヘビースモーカーであり、喫煙を正当化し、主張する。
曰く
スモーカーに鬱病はいない
タバコは、肺癌以外の病気を減らす
彼らをみて、彼らの被害者になって、
私は、日本も、金こそすべて、
とりあえず、年収3000万円くらいまでは、人格など無関係、
極論、部下、後輩、弱い立場の他人を 足蹴にするような人間でも、
行ける、ということがわかった。
日本の法律、仕組みがそうなのだ、
と気付かない、生真面目な人々こそ、
彼らの餌食になり、最悪、自殺してしまうのだ。
特に、齊藤の方は、
私は ついに直接、会えず仕舞いだった 後輩を追い詰め、自殺に追い込んでしまった。
警察も、人間関係を洗ったようだが、最近の警察官は、現場の機微どころか、念入りな調査の能力も
疑問がある。
なので結果的には 見事に、齊藤の役者芝居に、コロりと騙されて、捜査は終了となった。
自殺に追い込めば、殺人すら、完全犯罪として完遂できる。
齊藤氏は 見事に、実際にそれを証明したのだ。
おそらく齊藤氏は、墓場まで、完全犯罪を隠し通すし、それも可能だ。
なぜか?
警察は、自分たちの捜査に、落ち度があったことを、認めるはずがないからだ。
自殺に追い込んだ場合、遺書や日記などの、書き残した記録がなければ、証拠が無いことになる。
だから、犯罪者本人はもちろん、警察にとっても、一件落着で済ませるには、好都合な事件なのだ。
事実より 体裁、本音より建前、
そんな 日本の典型的組織でもある。
かわいそうに、自殺に追い込まれた S君の親も、真実を追求するまでには、至らなかった。
証拠なき殺人は、捜査対象ではない。
S君の親にとって、警察も壁になってしまったのだった。
さぞや、無念だったろう。
ウサキンは、S君の母親と、話に行ったが、門前で
「齊藤は 許せないが、この件は 終わりにしたい。」
と 言われて the end だった。
役人と言うものは、上下関係が厳しい。
上に言われたことを 言われた通りにやる人間が、出世でき、
個性を発揮するやつや、上の命令に 疑問を感じる人間は、排斥される世界だ。
だから警察や 裁判所で、出世した人は、
自分が上に立つまで、ひたすら 上の命令を 忠実に守ったことになる。
この 完全犯罪者 齊藤は、よく こううそぶいていた。
「今まで 何人も 部下をつぶした」
「自殺するやつは、存在価値がない」
さすがに、S君が自殺とされたときは、沈黙したが。
早死にするのは善人だけ
という言葉がある。
英語では
Only the good die young
という。
英語にも同じ表現がある、ということは、
悪人がのさばり、善人が早死にするのは、世界共通なのかもしれない。