過労死が日本からなくならない本質的な原因
2017/09/12
日本人が 精神的に病むことも、本質的には 過労死と同じである。
行き過ぎたときに過労死するし、過労死に至らないまでも、精神的に病んだり、
奴隷同様の人生から、抜け出せない人々も、たくさんいる。
この本質的、根本にある問題は、
労働では 絶対 解決できない問題を、
あたかも 労働しか、解決手段がない、
と 思いこまされている。
ひとことでまとめれば、これこそ、ズバリ
原因なのだ。
これを解決できなければ、何も変わらない。
福沢諭吉は「学問のススメ」を記した。
1万円札は、昔、聖徳太子だった。
福沢諭吉になった理由を、私なりに考えると、こうである。
学問のススメ・・・・・
学んで労働に勤しむことを、美徳とした。
別の面の解釈が、すっぽり抜けているか?
はたまた、洗脳に不都合だからか?
大切な視点が脱落していた!
福沢諭吉が「学問のススメ」を著した時、労働に勤しむと同時に、欧米列強の世界進出に負けない日本、
そんな日本人の思考に
独立自尊の気概を持つように、
というのも、大切な目的だった。
参考までに、諭吉さんが創設した 慶應義塾大学の理念を見てみよう。
https://www.keio.ac.jp/ja/about/philosophy/index.html
「独立自尊」という言葉が、あるはずだ。
労働で過労死するまで働くのではなく、独立自尊の精神を持て、
と説いているのだ。
本サイトにたどりついたあなたには、諭吉さん自体が説いていたことも、忘れてはならない。
自分の人生は、自分で取り戻すものだ。
学問を身につけて、頭脳も使うように、
という本質を、忘れてはならない。