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日本国民の真の不幸とは?

      2017/10/22

民主主義は、多数決で決定される。

となれば、いかに多数の票を集めるか?
が、政治家になる鍵となる。

パレートの法則ではないが、
富裕層と そうでない人々
賢い人と そうでない人々

あらゆる場面で、2:8どころか、1:9とか 5:95 など、
わかれてしまうのは、やむを得ない事実だ。

つまり、
政治でいえば、
賢い支配者と、バカな大衆の割合も、
そうなってしまうのである。

なので、マスコミをうまく活用できる支配者が、勝つことになる。

というのも、本来 多数を占めるのは、バカな大衆なのだから、
そのバカな大衆を、うまく騙し、チョロまかして 票につなげられる才能のある政治家、
政党が 票を集められる、つまり、勝つことになるのだ。

これが、民主主義社会の 冷酷な事実である。

大衆の選択が、正しかったことは、歴史を見れば、意外と多くはない。

特に日本は、お上という言葉があるように、
支配者、権力者には、おとなしく従うことが良しとされていて、
法律や 政治家の言い分におかしい、と反論する人間は、
糾弾され、状況によっては、犯罪者扱い、きちがい扱い、投獄の対象にすらなってしまう。

2017年、衆議院の解散で、安倍政権が 国民に真を問う、
という 自民党のお決まりのパターンとなった。

ところが、いつものことながら、
自民党に対抗する野党というのが、机上の空論だったり、実現不可能な理想論だったり、
マスコミをを扇動するだけの 単なる話題作りという、本質とはかけ離れた議論しか
できない 無責任な政党ばかりだ。

彼らの口から、本質を見据えた論議は、いまだかつて、聞いたことはない。

自民党の強権政治に反対したくても、対抗勢力は、この程度なのだ。

自民党に任せていれば、ますます大衆は置き去りか、見殺しになりかねないのに、
対抗する野党は、机上の理想論ばかりで、まともに実現可能な論議は、できないし、当然、提案すらできない。

日本国民の不幸は、まさにどっちに転んでも、大衆は不幸の質が違うだけで、
どのみち 悪くなるしかない、という現実にある。

政治家に任せられないし、かといって、大衆はバカばかり・・・・
こんな世の中を、どう生き抜くか?

あなたにとっても、私にとっても、それが人生を誤らないために、常々、考えておくべきことなのである。

 - 現実論