内弁慶国家・日本を変える簡単な方法、それは 「黒船パワー」
2017/08/11
日本は 公的組織も 国家自体も、残念ながら、「内弁慶」である。
組織のトップは、現場職員に対しては、高圧的に支配する。
日本の行政、税務署、警察は、国民を 超強力に支配している。
しかし、日本は、国家としては、外交は本当に 情けないほど弱い。
あの国税とか、警察が、庶民を ショッ引くときの あの強さ、団結力を、外交に向けたら、と常々思う。
特に、アメリカにはほんと 弱い。
だから、日本の施策、規制で、変えたいところは、
基本的に、アメリカから 強く要求されるように持っていくのが、実は 手っ取り早いのだ。
もちろんこれは、アメリカにとって、都合のいい、利のある話でなければならない。
アメリカの 対日強硬派議員に働きかけ、彼らを説得できる必要がある。
そして、説得できれば、彼らから、日本叩きの外交姿勢に アメリカを向けさせるのだ。
いわば、「黒船パワー」の活用だ。
日本国内は、妙なところ 民主主義で、おまけに マスゴミに洗脳され、「悪法も法なり」と曰く連中がいるから、進まない。
つまり、アメリカの外圧を利用するのだ。
もう何年も前の話だが、大型バイクの免許が、教習所で取れるようになった。
もしかしたら、この作戦が効いたのかもしれない。実際 私も 何回か、署名した。
当時、
「日本にも ハーレーダビッドソンが好きで 欲しいライダーはたくさんいる。
でも、免許がなかなか取れないから、ハーレーが欲しくても乗れない。
貿易や税関の問題ではなく、大型バイクの免許を 取らせないようにしている制度こそ、非関税障壁だ。」
という主張をした記憶がある。
本来、民主主義国家なら、外圧でなく、自国で解決すべき問題なのだが、
「大きいバイクは危ない」とか 「スピードが事故の原因だ」
とか、現実のデータ、科学的考察によらない、単なる 感情論ばかりで、
ほんと、お話にならなかったのだ。
こんな例は、枚挙にいとまがない。
ただ現在でも、アメリカの外圧を使えないし、使うことが不適切な業界もある。
(次項に続く)