ノルマ教 ~ 全国民を蝕む洗脳思想に気づけ!
「ノルマ教」という言葉、あなたは おそらく初めて聞く言葉でしょう。
それは当たり前です。
これ、ウサキンの造語ですから。
「ノルマ教」とは、ノルマ重視、成績、数字重視の発想に 囚われている思想
のことを定義してます。
日本はよく 無宗教ともいわれますが、どっこいどうして、
ほぼ国民全員が、気づいていない現実、思考回路の根底に横たわっているのが、
この「ノルマ教による洗脳」なのです!
すでに 国民的思想に組み込まれていて
まるで宗教のように 異論を唱えることは、神への冒涜!
とばかりに 幅を利かせている思想です。
日本の国教は、建前上では、仏教ということになっています。
要人は 神道でしょうが、
現実問題として、霞ヶ関から全国津々浦々
日本国民全員にいきわたっている思想として、
もっともふさわしいのは「ノルマ教」でしょう。
会社にも 働く人々にも、利益や売り上げ、成約件数など、どこの世界にも
数字で表される ノルマがあります。
警察官にも 検挙数、取締り件数、罰金、反則金徴収額など、
さまざまな件数、金額という ノルマが課せられています。
しかも、罰金、反則金は、警察関係機関の 税金以外での収入として
予算計上されているのです !
しかし、彼らは 公務員です。
採用されるには 「公共の福祉のために働くこと」を 宣言する義務も あるのです。
なので 公僕としての立場上、国民には
「ノルマなどない」と主張することになっています。
「ノルマがある」ことを、国民に知らせてはいけない、というのも、公然の秘密であり、
また、 ノルマの存在を認めることは、警視庁、県警という組織においては、
警視庁の場合は「国家公務員法 第99条」
県警の場合は「地方公務員法 第33条」
における、
「公務員の信用失墜行為の禁止」
と看做される行為なのです。
(だから、交通違反は あくまでも 交通安全の錦の御旗の元、取り締まるわけです。
口が裂けても、反則金のアガリという ノルマがある、なんて、言いません。
でも しっかりと予算計上されていた・・・・)
さらには、裁判所にも、「いかに和解で収めておくか?」
いつまでも 長引く裁判を抱えている裁判官は、人事評価が下がるのです。
実は、裁判官にも、解決件数というノルマが 存在しているのです!!
会社というものは、「利益の追求」が 資本主義世界における掟。
株式会社は 「株主の利益」が目標ですが
税金でメシを食っている公務員の世界も、ノルマ教にどっぷり 洗脳されているのが事実です。
世界一、治安が良い国、日本。
しかし、その舞台裏は ノルマ教に洗脳された人々によって、
不思議な結束で 保たれているのかもしれません。
ノルマのない世界、というものは、いまだ 経験したことがありません。
あなたは どう思われますか?
※ 参考までに 「ノルマ」という言葉は、ロシア語が語源の外来語です。
公開日:
最終更新日:2018/03/27