ハワイ旅行後の日本人が新型ウイルス感染 米国はここまで情報公開
2020/2/18
名古屋市は2月14日から15日にかけて、
同市内在住の60代夫妻が 相次いで新型コロナウイルスに感染していることを確認。
夫妻は 米国・ハワイに渡航し、今月上旬に帰国した後に 症状が出ていた。
同時期にハワイにいた人は、もっと詳しい情報がほしいと思うだろう。
現地のメディアでは どのように報じているのだろうか。
■ハワイ帰国後に新型肺炎
愛知県における 新型コロナウイルス感染者の3例目、4例目と示された 名古屋市在住の夫妻。
ふたりは 1月28日にハワイに渡航し、今月7日に 中部国際空港(セントレア)に帰国していた。
なお 16日には、愛知県内に住む60代の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが
新たに確認された。男性は この妻の知人で、帰国後の彼女と接触があったと報じられている。
■日本人観光客の発症を重く見るハワイ州
10日間の旅行で 夫妻は マウイ島とオアフ島に滞在し、すでに日本に帰国したが、
米・疾病予防管理センター(CDC)、ハワイ州政府と保健局、ホテル、航空会社などは
この事態を 大変重く見ているとのこと。
ここにきて、インフルエンザの重症化と考えられていた 肺炎患者のなかに、
じつは 新型コロナウイルスの感染者が 多く含まれていたのではないかと、
米国でも いきなり警戒感が広がっていることも一因だろう。
■米国で公開された情報
米国では、複数のメディアが ハワイのデヴィッド・イゲ州知事および、州保健当局による記者会見などの情報をまとめ、
17日午後の段階で 以下のように報じている。
・ホノルル滞在中に 1名が 風邪のような症状を呈し、マスクを装着していた
・夫妻はまずマウイ島へ、3日からはオアフ島・ホノルルに滞在
・ハワイアン航空は 「2月3日、夫妻がマウイ島・カフルイ発ホノルル行きのフライト=ハワイアン航空265便を利用」と語った
・オアフ島の宿泊先は『グランド・ワイキキアン・バイ・ヒルトン・グランド・バケーションズ』
・デルタ航空は「ホノルル発セントレア行き=デルタ航空611便で日本に飛び立った」と語った
こうした細かい情報を公開する目的は、そのホテルや 旅客機の宿泊客、乗客、従業員、乗務員、空港の利用者や職員らに、
何か あやしい症状が現れたら 医療機関をすみやかに受診して 新型コロナウイルスの疑いがあると申告し、
迅速な検査をしてほしいからだ としている。
■航空会社もホテルも…
なお、デルタ航空とハワイアン航空は、夫妻と同じ便を利用した乗客と 連絡を取りながら 状況の把握に努めている。
また、宿泊先のホテルを運営するヒルトン・グランド・バケーションは、
「州公衆衛生当局からの指導と 最新の対策ガイダンスに基づき、
リスクを正しく理解しながら しっかり対処していく」とこちらも冷静だ。
気になるのは、州保健局が「男性はハワイ入りする前か 飛行中に感染していた可能性がある」と発表していること。
夫妻の旅程など、さらなる情報の把握に努めているところだという。 https://sirabee.com/2020/02/18/20162259022/2/
アメリカは 感染拡大してしまい、
日本は とりあえず 報道上では、アメリカよりも、かなり感染者は少ない。
とはいえ、この結果だけで
アメリカのように厳しくしても 無意味だ
なんて、誰が言えるものか!
そんな 甘いものではないはずだ。
事実、こんな 若者 ならぬ「バカ者」が、発生してしまった。
潜在的な患者が増え、世界が収束しているのに、
日本だけは 拡大する未来が、頭をよぎる。
そのうち、日本からの渡航者は
海外の入国審査が厳格になったり、
日本が、渡航制限国になったら
インバウンドもヘッタクレもなくなる。
日本の政治家、政権を担うものが、
長期的視野に欠ける、長い目で物事を見られない、
見ようともしない、
というのは、もはや 致命的だ。
このまま 日本滅亡まで、いってしまわないか?
心配は尽きない。